弁護士の職業紹介授業を行いました
- F I
- 4月25日
- 読了時間: 2分
武蔵野市立第五中学校に赴いて弁護士の職業紹介の授業を行いました。

学校からは、仕事の苦労ややりがい、特に夢をもって楽しく働けることを見せてほしいと言われていました。そのため、弁護士を志したきっかけからどのように学び始めたか、人権を守る仕事であることを、弁護士法1条にある基本的人権の擁護と社会正義の実現が弁護士の使命としているという話を引きながらお話をしました。
そして、具体的に私の専門分野である労働分野のやりがいと刑事事件について話もした上で、私の夢である「人権を侵害されることのない社会」を作ることであることもお話をしました。
この夢が、私が担える分野がごく一部で一人では実現できないことを伝え、将来生徒の皆さんに一緒に働いてほしいというメッセージを最後に送って職業紹介の授業の講義としました。
2つのコマいただいてお話をしましたが、非常にまじめに話を聞く生徒さん達で優秀だなと驚かされました。おとなしくまじめな印象でしたが、質疑の時間では、やりがいや、一番大変だった仕事、理不尽な目にあったらどうやって対処したらいいか、どれくらい勉強が必要かなど、時間いっぱいに熱心に質問をしてくれ非常にやりがいのあった授業となりました。
私としては、やりがいは、事件が終わったときに依頼者が事件を過去のものとして前向きに人生を歩んでくれるようになったときに特に感じること、大変だったことは具体的な話(刑事の時間的拘束等)、理不尽な目にあったときについては、あきらめず仲間を集め相談し闘っていくこと(私は20年以上あきらめていない事件の話等)、勉強については、今は何のために弁護士になるのかを考えてほしいということ、そのためなら好きな勉強になって自然となれるという回答をしました。
夢をもって働ける職種であることは伝えられていればなと思って授業を終えました。
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