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中央大学杉並高校模擬裁判チームの優勝を祝して
1. はじめに 中央大学杉並高校模擬裁判チームの皆さん、このたびの第19回高校生模擬裁判選手権関東大会優勝、本当におめでとうございます。支援弁護士として皆さんの準備に関わってきた一人として、優勝という結果を心から嬉しく思います。 今回の結果は、大会当日の出来だけで得られたものではありません。皆さんが繰り返してきた検討や試行錯誤、そして「なぜそう言えるのか」を徹底して考え続けたことの積み重ねによるものだと感じています。 今回の事案では、複数の物的証拠から被告人の行動を推認し、それらを一つのストーリーとして裁判官に示すことが求められました。目撃者の供述一つをどう評価するかという事件とは異なり、一つひとつを見れば決定的とはいえない事実を組み合わせて、「だからこの事実が認められる」「だから有罪、あるいは無罪と判断すべきである」と論証しなければならない難しい課題だったと思います。 その中で、特に印象に残っている点が三つあります。 2. 三段論法の重要性 第一は、論告・弁論がきちんと三段論法になっていたことです。裁判では、「私はこう思う」「こちらの

弁護士今田史明(𫝆田史明)
8月14日
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